新型コロナウイルスのパンデミックで有名になったPCRって?

薬剤師著

とうとうWHO:世界保健機関が、新型コロナウイルスのパンデミック宣言をしました。日本も感染拡大の阻止が最優先ゆえ、今まで保健所等の許可が要ったPCR検査を保険扱いにして感染の疑いのある患者にすべて出来るようにしました。

で、このPCRってどんな検査なんでしょう?

PCRの原理

PCRが開発されたおかげで、調べたい試料からのDNAが、極少量の分子だけでもDNAの特性がすべて解るようになりました。試薬を入れたりとか従来の生化学反応で調べられない位、極少量のDNAであったとしても、数mgものDNAに増幅出来るんです。数mgあれば、塩基配列など楽に読み取れ、目的のDNAが、何者かわかるんです。今回の場合は、新型コロナウイルスか?そうではなくて従来の風邪やインフルエンザか?判定出来ます。

PCR検査が保険適用

PCR検査が、日本でもようやく3月6日に保険適用されました。これで、現場の医師が感染の疑いのある患者を自由に検査できるようになったのです。新型コロナウイルス:SARS-CoV-2患者の第一報が1月30日に在ってからその日前日までは、「咳き込んで息苦しくて明らかにコロナなのに検査してくれない。」との声が各地で聞かれたものでしたが。

この新型コロナウイルス:SARS-CoV-2のPCR検査が、保険適用されたのに伴って、従来の病院の血液などの検査を受けてきた民間検査会社・自治体・各地の医師会の、大量の検査適応への動きが、極めて活発化してきています。

1例を挙げると、みらかホールディングスの連結子会社:エスアールエルと日本医学臨床検査研究所は、この保険適応に従って現時点でキャパシティ1100件/日を目標に掲げています。

同施設は新型コロナウイルス:SARS-CoV-2検出の為のPCR検査に関しては、従来の血液検査の如く臨床検査として受けていくとしています。

3月6日以前でも同検査は、国立感染症研究所のプロトコル≒方法に基づいた遺伝子検査:リアルタイムRT-PCR法にて、厚労省・国立感染症研究所にまで上がってきた地方の個々の依頼に関して、新型コロナウイルス:SARS-CoV-2検査を、公的な機関が認めた行政検査としては、やってきたんです。ですが、感染拡大が止まらず、これを封じ込めるのが先決なので保険適用の一般的な臨床検査として行う様にシフトしたのです。

これで帰国者・接触者外来のある医療機関の医師の判断で、検査実施が出来るようになりました。3月6日地点でみらかHDグループとして1100件/日の検査キャパシティを確保しています。それでは、まだまだ感染拡大には追い付かないので、以後検査規模を拡大していく方針です。

現場の医師は?

この厚労省の新型コロナウイルス:SARS-CoV-2のPCR検査の保険適用を受けて医師会では、PCR検査を患者から求められた場合の対応を統一しました。それは帰国者・接触者相談センターを経由の必要無しに、或いは医師の判断で検査実施を、と決めたのです。

保険適応で、検査実施数急増が明らかですが、患者からの検体採取の際は、医師含む医療スタッフへの感染リスクを無くすのにPPE:個人防護具の着用の徹底等々、的確な感染予防策が不可欠だと強調しました。で、これが講じるられない医療機関に在っては、検体採取の実施が必要になった場合には、帰国者・接触者外来等、パーフェクトな防御を講じられる検査体制の整っている医療機関に紹介する、と決定しました。

やはり対応が後手後手の厚労省 やっと民間検査会社を活用

厚労省は新型コロナウイルス:SARS-CoV-2のPCR検査の保険適用を3月4日付で決定したのですが、そのキャパシティ=検査出来る件数をマックスにするためのPCR検査リソースの効率運用の例を作成しました。

それは、PCR検査の実施体制を円滑にして、最大限に行うための協議会を各都道府県に設置。エリア内のPCR検査に有効となる関係者間(医師と検査機関等)の調整したものです。

そして同時に、ようやく検査実績を都道府県別で公表しました。

クラスター:集団感染が出たクルーズ船:ダイヤモンド・プリンセスが着岸して急患が搬送された神奈川県が190/日のキャパシティ=検査能力があるのですが、地方などは僅か20/日キャパシティで、検査体制の格差があると判明しました。

検査が出来る公的機関に関しては地方衛生研究所が都道府県それぞれに1か所以上設置されています。で、このパンデミックまでは公衆衛生関連の行政検査・研究を捌くのに十分でした。ですが、追い付かなくなり、民間の検査会社をフル活用。3月半ば地点で6160/日のキャパシティ、検査能力となっています。

これは仮定ですが、武漢からの帰国者が発症した地点で、中国では既に大流行状態だったのですから、この体制を整えるべきだったと言えます。

まとめ

新型コロナウイルス:SARS-CoV-2検出の為のPCR検査のメカニズムと、保険適用になったプロセスを述べました。もっとこれが早く進んでいれば、日本に於いてのみ感染拡大は封じ込められたでしょう。

 

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